対象:お金と資産の運用
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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資産運用の考え方をご紹介します
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1103nori 様
初めまして、ライフプランの実現と資産運用をサポートするオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
投資・運用をされる前に、ご質問されましたこと、良いご判断だったと存じます。
お勧めした方は企業に属して商品を販売されていますから、どうしても「売り手の利益が買い手のコスト」の構図に陥ります。販売活動とお考えください。
私は、オーソドックスに1103nori様がお考えになる運用の目的に合わせた、予想平均収益率(期待リターン)と標準偏差(リスク)を測られて、投資金額を預貯金と国内外の株式に、至近を配分されるようお勧めします。
許容できるリスクが小さければ、預貯金と日本債券への配分を大きく取り、国内外の株式と外国債券への配分を小さく取る資産配分(アセットアロケーション)が相応しく、元本割れが無い様にする場合には、定期預金と日本国債をお勧めしています。
一つの参考として、上記5資産に均等配分いたしますと、指数で測るリターンは4.2%でリスクは7.7%になります。この数値が意味するものは、単年度の運用結果の95%が、-11.2%〜+19.6%の中に入ることを示しています。もし5,000万円を投資された場合に、20年に一度位は560万円の損失が出る場合があるものとお考えください。好調な場合には980万円の利益が出る可能性もあることを示しております。単年度の運用結果の68%は-3.5%〜+11.9%の範囲に入ることが予想されます。
リスクを抑えるには、国内外の株式と外国債券への配分を少なくし、リスクをとっても収益を上げる可能性にかけるのであれば、国内外の株式への配分比率を上げ、一層の可能性を求める場合には、新興国の株式への配分もお考えください。
補足
私のHPに資産配分検討表とともに、年金を運用している、国民年金基金連合会(均等配分型)、企業年金連合会(株式重点型)、年金積立金管理・運用(独行法)(日本債券型)の資産配分、各資産別の期待リターン(収益率)を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
このように資産の配分方針が決まりましたら、夫々の資産クラスを対象とする、インデックス・ファンドの購入をお勧めします。
現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。
これは、市場全体のリターンからコストを引いたものが一般投資家のリターンですので、中間コストは低いほど、投資家が利益を得るチャンスが大きくなることを意味し、
インデックス(TOPIX等)が購入できれば当該市場を購入することと同じという発想で、開発されたものです。
ファンド・マネジャーの運用も長期的にはインデックスを上回ることが困難なことが実証されています。
私のHPにインデックス・ファンド、日本のETF(上場投資信託)と日本で購入できる海外のETFを掲載しています。参照下さい。
http://www.officemyfp.com/idxfund-1.html
http://www.officemyfp.com/toushishintaku-7.html
http://www.officemyfp.com/etf-1.html
投資の前に宜しければ、下記の本をご購入頂き、基礎知識の習得もよりよい運用の手助けになるものと考えます。
http://www.officemyfp.com/book09.html
評価・お礼
1103nori さん
有難うございます。
資産配分表はとても参考になりました。
リターンとリスクの可能性と配分を勉強したい
と思います。
改めて具体的な質問をさせて頂こうと
思います。
(現在のポイント:-pt)
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