対象:投資相談
回答数: 5件
回答数: 2件
回答数: 3件
小林 治行
ファイナンシャルプランナー
-
仕組みを理解すること。
やま3さん、今日は。CFPの小林治行です。
エマージンボンドFブラジルレアルコースとは、新興諸国の債券を先ずドルで購入し、そのドルでブラジルの通貨レアルを購入すると言うものです。
先ず、貴女は購入した後で、こうした質問をされると言うことは、内容を良く理解されていないようですね? 投資の鉄則として、分からないものには手を出すなという格言があります。
さて、こうしたレアル建てのような聞きなれない通貨は、「通貨選択型」と言い本年初めから本格販売が始まりました。その残高は既に2兆円に達しているそうです。そのうち7割弱がレアル建てとのこと。(12/21日 日経新聞による)
この商品の特徴は2段階になっている点です。
1. 米ドル建ての新興市場の債券に投資。年10%弱の運用を期待。
2. レアルの現行の金利を8.5%とすれば、米国金利が仮に1%とすればその差額7.5%。
1+2で17.5%。そこから運用会社の信託報酬を差し引き15〜16%となると言う仕組みです。
ここで色々なリスクがあります。
1.投資対象国である新興諸国は不安定なことが多いことです。急成長とともに急下落がありうること。
2.通貨リスク
最初はドルでしたがその後レアルとなっていますので円/ドルは消えて、円/レアルの為替となっています。円が強くなれば為替差損が出ますし、円が弱くなれば差益がでます。
3.金利リスク
上記に書きましたように、ブラジルと米ドルの金利差が運用効果を出していますので、ブラジルとドルの金利が広がるのか、狭くなるのか。これによって運用が変わってきます。
この辺を分かり安く解説した12/21日日経新聞27面をお読み下さい。
尚、グロソブのそのお勧めには貴女が理解するまで、手を出さないほうが良いでしょう。
高い運用は何時までも高い運用を維持できません。投資は分散が必要です。
小林のHP[[http://kobayashi-am.jp/]]
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
当面使用予定のないお金を銀行に置いておくよりと思い、父の時よりおつきあいのある証券会社の方の勧めで質問タイトルの商品を購入しました。実際良い商品でしょうか?なぜ、5年限定… [続きを読む]
やま3さん (東京都/49歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A