対象:投資相談
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為替ヘッジについての理解が必要です
やま3様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご相談のエマージングボンドFブラジルレアルコースの件、確かに、運用会社の試算結果を見ると、2002年9月〜2009年4月の市場指数、データからは、取引コストや税金等は考慮せず、年25.7%の運用ができた、とのことで、すごいと思うかもしれません。
ちなみに、このファンドのリターンの源泉は、
1.米ドル建て新興国債券からの金利収入
2.ブラジルレアルの金利が米ドルよりも高いことによる為替ヘッジプレミアム(金利差相当分)
3.ブラジルレアルに対して、円安になった時の為替差益
の3つです。
上の試算によれば、1.の金利収入が、9.6%、2.の金利差相当分が、14.1%、3.の為替差益が、2%、合計25.7%となっています。
これから「為替ヘッジプレミアム」が流行りそうですが、当然ながら、過去のデータがそのまま将来にあてはまるわけではありませんし、今後5年間の金利と為替の予想で、勝負するような投資といえるでしょう。
いずれにしても、自分が何をやっているのか、をしっかりと理解した上で、慎重に投資に取り組まれることをおすすめします。
以上、ご参考になれば幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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