対象:生命保険・医療保険
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笹島 隆博
医療経営コンサルタント
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お答えいたします。
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ぽろろんさんは自分に万一があったときに、
毎月幾らの生活費を家族に残してあげたいとお考えでしょうか。
あなたが厚生年金保険の加入者であれば、
あなた自身に万一があったときには、
遺族年金という国営の生活保障システムが機能して、
お子さんが18歳になるまでは、
残された家族の毎月の生活を支えてくれます。
しかして支給される金額は、
あなたが希望する金額を100%満たしてくれる金額ではありませんので、
生命保険で補うべき毎月の生活費の補填額は、
住宅ローン返済額を含むあなたが希望する生活費-(遺族年金保険支給額+住宅ローン返済額)
となります。
仮に毎月希望する生活費の補填金額が40万円で、
遺族年金の金額が約12万円で、
毎月の住宅ローンの金額が13万円だとすると、
40万円-(12万円+13万円)=15万円
となりますから、
あなたの不足した希望保険金額を年換算すると、
毎月15万円×12か月×(22年-子供の年齢・・・仮に4歳として)
=3,240万円
ということで死亡保険金的には一括で3,240万円、
毎月の生活費を補填する形での年金方式では15万円を
18年から20年間準備できる収入保障保険という遺族年金式の生命保険に
加入するとよいでしょう。
そのほか、終身型の医療保険で先進医療特約のついているものに入院日額1万円、
さらに余裕があれば、
終身型のガン保険のセカンドオピニオンサービスがるものに日額1万円ぐらい
加入すれば十分でしょう。
以上、大変ですが頑張ってくださいね。
団信に入っていれば、あなたに万一のときに住宅ローンの残債はなくなりますので、
この分はそれ以降の家族の生活費として、生命保険で準備する必要はありません
評価・お礼
ぽろろん さん
「死亡保険金的には一括で3,240万円、毎月の生活費を補填する形での年金方式では15万円」
ここまで具体的に計算してくれたのは笹島先生だけです。大変参考になりました。ありがとうございます。
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この回答の相談
住宅ローンを組んだので、三大疾病の団信に入りました。
家計ぎりぎりのローンを組んだので、団信のほかの生命保険に入る余裕があまりないのですが、やはり生命保険は必要でしょうか。… [続きを読む]
ぽろろんさん (東京都/42歳/男性)
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