対象:リフォーム・増改築
リフォーム・リノベーションへの準備とは
(過去ログへの回答)
リフォーム・ベーションにおけるバリアフリー施工の一つとして「段差解消」は基本になります。
リフォーム・リノベーションや増改築をした場合、既存と新設の取り合い(接合部)などで傾斜がある作り方はあってはなりません。
築年数の経った戸建て住宅の室内において段差がある個所として「和室」「洗面脱衣室」「浴室」「トイレ」「(玄関)」が挙げられます。
「和室」においては畳厚さ分が隣室のフローリング高さより上がっていることが多く、下地で嵩上げする手法が一般的です。
土台・大引きの上に下地材とフローリング仕上げになっている場合、フローリング高さに畳高さを合わせると土台・大引きの高さを下げる必要がある場合もございます。
フローリング高さを上げるとドア下部をカットしたり天井高に変化が生じたりとバランスが崩れるので相対的な検討が重要となります。
また、洗面脱衣室やトイレ下は配管を通すため嵩上げしているケースもあり単純にレベルを変更できないので、リフォーム・リノベーションをお考えの方は「耐震」「省エネ」「バリアフリー」といった内容で必要の有無と、「一気にやるのか」「時期に分けてやるのか」といった施工計画を立てることがポイントになると思います。
これからリフォーム・リノベーションを予定されている方のご参考になれば幸いです。
回答専門家
- 齋藤 進一
- ( 埼玉県 / 建築家 )
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
リフォーム床段差についてご質問です。
リビングと和室の増築リフォーム中です。
和室の既存畳と増築新規床の間にある見切板と、新規床の間に段差があり、その高さが左右で傾斜があるため修正… [続きを読む]
パルボンさん (福岡県/45歳/男性)
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