対象:インテリアコーディネート
志田 茂
建築家
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床材だけでなく全体にご注意ください
志田茂建築設計事務所 志田です。
アレルギーの症状があり、その事で家をご心配になる場合、床材だけでなく、壁・天井の仕上げはもちろん、家具やカーテンなど、すべてのものに注意してみてください。
仕上げ材、および、建具などメーカーの建材は、サンプルをとりよせ、匂いを嗅いだり、しばらくそばに置いてみたりして、ご自身の反応を確認してください。
床の無垢材は、工業製品でない分 安心 ではありますが、使う木によって、なにか反応がでるかもしれません。どれがいいとは言えませんので、気になるもののサンプルを取り寄せて確認してください。
木以外には、コルクタイル も自然材 です。
木にしてもコルクにしても、素地のままでは、汚れ安いので、表面にワックスやオイルを塗ります。それらも自然塗料がありますので、それをお勧めします。
木は、凹みや傷はつきやすいと言えば、そうなのですが、それは、自然材であるが故なので、許容範囲かどうかは、どこかで確認していただかなければなりません。私は、それでもお勧めしますが。。広葉樹(カエデ、ナラ、タモ、チェリーetc)の方が、木が固いので傷は多少つきにくくなります。
大理石、または、タイルなどは、材自体の問題はありませんが、冬の冷たさの問題があります。暖房を考えないといけません。また、予算の問題もあります。
どの材料を使うにしても、メリットデメリットあります。材だけでなく、接着剤も問題です。大変ですが、ひとつひとつ確認してみてください。
材料とともに、換気も大切です。風の通りも十分考慮してください。
補足
無垢材では、杉板 を比較的よく使います。
ご希望のイメージとは違いますが、無垢材を使う場合 としてご参考程度に読んでみてください。
コルクについても。。
杉の床について
http://www12.ocn.ne.jp/~s-coco/07sugi.html
http://studio-room.no-blog.jp/homeroom/cat876865/index.html
コルクの床について
http://studio-room.no-blog.jp/homeroom/2009/07/post_b698.html
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