対象:教育資金・教育ローン
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照井 博美
ファイナンシャルプランナー
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学資保険のメリット・デメリット
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みいぽんさんはじめまして、大田区で保険見直しや資産運用・
ライフプランを相談できるファイナンシャルプランナーの照井です。
教育費の負担はお子様の成長とともに大きくなり、
過去において教育費のインフレは消費者物価指数よりも
早く進む傾向がありますので、早めに情報を集め、
準備をはじめておきたいですね。
準備の仕方には大きく分けて3つあり、
それぞれ一長一短です。
「学資保険(こども保険)」
目的がはっきりしていて強制的に保険料として引き落とされるので、
なかなか貯蓄ができない方にとっては、途中で取り崩して
使ってしまったりする可能性が低いこと、契約者である
親が亡くなったり、高度障害状態になったとき、
その後の保険料の支払は免除されることがメリット。
デメリットは途中で保険料を払っていけない状態になったとき、
解約すると元本割れする可能性が高い。途中で解約しなくても
元本割れをおこしている保険もあるので注意が必要。
「積立預金」
定期預金などを途中で解約しない限り、元本割れの確率は
きわめて低いこと、財形の場合残高の5倍まで(最高450万円)
融資が受けられることもあるのがメリット。
保険料と違い強制的に引き落とされるかたちでないと、
続かないこともあるのがデメリット。
「積立投資」
インフレに対応してくれることと、学資保険、積立預金と比較すると、
やり方によっては多くのリターンが期待できることがメリット。
デメリットは多くの場合元本保証ではなく価格の変動があり、
特に積立期間が短いと元本割れのリスクも大きい。
学資保険が向いているのであれば、選び方のポイントとしては
●元本割れしていないか
●親の保障がついている場合、すでに充分な保障が
他の保険でカバーされていないか?
●払込期間に解約すると元本割れするが、そうでなければ
一般的な学資保険に比べて高い貯蓄性もある商品もある
といったところでしょうか?
評価・お礼
みいぽん さん
ありがとうございます。大変参考になりました。
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