対象:お金と資産の運用
回答数: 2件
回答数: 7件
回答数: 1件
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
繰り上げ返済がより有利な投資対象です
あさきち 様
初めまして、ライフ・プランの実現と資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
繰り上げ返済と投資・運用の比較は、なさらぬようお勧めします。
投資の原則として、リスクとリターンの優劣を比べて行うものです。
借入金の返済は無リスクで、削減できる利息分が収益と看做せる有利な投資対象です。
一方投資には必ずリスクが伴います。
投資効果を計るシャープレシオ(ノーベル経済学者のシャープ氏が考案しました)では
シャープレシオ=(1.ポートフォリオの収益率-2.無リスク資産の収益率)÷ポートフォリオのリスク(標準偏差)
で現されます。数値が高いほどパフォーマンスが良いとされています。
これに当てはめますと、
複利で1%-借入金利率2.2%ですので赤字です。
7年分ではなく、当該利息の削減は繰り上げ返済を行った時点で得られる収益です。
もし、複利で3%ある運用を行いましても、無リスクの利子率2.2%を引いた0.8%ですので、運用結果はリスクに見合わないものになります。
従いまして、現在の貯蓄から生活準備資金
生活費×6ヶ月+今後1年間で計画している大口の支出(例えば家電の購入、海外旅行等)をお手元に残して、繰上げ返済に回されるようお勧めします。
上記のような投資の基礎知識と資産運用に関するアドバイスは、私の場合には下記体系で助言を行っています。
FPとしての料金体系(FP何でも相談、または金融資産運用設計プランが該当します)
http://www.officemyfp.com/planprice.htm
FPとしてはアセットアロケーションまで。
投資に関するご相談は
投資相談の流れ
http://www.officemyfp.com/shisanplan1.html
投資アドバイスに関する料金体系
http://www.officemyfp.com/planprice-2.html
補足
なお、資産運用には全資産(ローンなどの負債、不動産・商品等を含む)の運用と株式・債券・投信などの金融資産の運用があります。
また、運用に関する深さ(資産配分から銘柄選定の助言)やサポートする業務(実際に発注するまでなど)いずれをお選びになるかで料金は異なります。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
過去のQ&Aをいくつか拝見しましたが、自身でのケースの場合のアドバイスを頂けたらと思い質問させて頂きます。よろしくお願いします。
■収入
夫 820万円(税込み)
妻 195万円(現在休業中、H22… [続きを読む]
あさきちさん (大阪府/36歳/男性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A