対象:投資相談
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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累計した収益の把握とリバランスについて
komatta76 様
ファイナンシャル・プランナーの吉野充巨です。
損益計算の一つの方法は、総投資額が現時点で幾らに為っているのか、そして現時点での保有金額との差、これが一番正しいと思います。
投資額を年次に沿って、把握ください。
保有している債券の金額は証券会社からの報告書で把握できると思います。
例えば、2000年に100万円を投資してA債券を購入し、A債券を償還して、B債券を購入した場合、投資額を20万円追加した場合には、投資額は120万円でB債券の現在額との比較で損益が分かります。
途中で利子を得られていれば、その分を現在額にプラスしてください。
ポイントは、投資額トータルの把握です。追加の額と一旦口座から引き出した場合は引き出した額のプラスマイナスです。
損益把握の式
(現時点の債券の金額+得られた利子額)―投資額(年次毎の合計)=損失又は利益
リバランスの方法は
様々な実証研究によれば、資産運用の成果の91%は資産配分によって決まると報告されています。
従いましてお手元の資金を国内外の債券や株式への分散投資の比率=資産配分を決定した後に行うものです。
私は、定期預金(ネットバンクが金利が高めでお勧めです)、日本債券(国債)、日本株式、外国債券、外国株式の5つの資産クラスへの配分をお勧めしています。
リスクを抑えるには定期預金と日本国債の比率を上げ、収益を求めるには日本株式と外国株式への配分を高めることでコントロールします。
私のHPに資産配分検討表とともに、年金を運用している、国民年金基金連合会(均等配分型)、企業年金連合会(株式重点型)、年金積立金管理・運用(独行法)(日本債券型)の資産配分、各資産別の期待リターン(収益率)を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
そして1年に1回、3年に一回程度のインターバルで、当初に決めた比率と結果との差が出た場合に当初の比率に戻すものです。
(現在のポイント:-pt)
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いつもこちらでど素人な質問にもかかわらず、みなさんから丁寧な回答をいただきありがたく思っております。
ドル、豪ドル、NZドルの外債をもっています(それぞれ200万〜400万円分)。5年ほど前に… [続きを読む]
komatta76さん (兵庫県/33歳/女性)
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