対象:住宅設計・構造
違う側面から
大工兼建築士の立場で建築の内情を書いてみます。
経営、設計、監理、管理、施工 たくさんの人間が関わります。
住宅に限って言えば、それだけお客様に資金面で負担を強いています。
全体を少数でこなせるエキスパートがいればいいと言うのが私の考え方です。
経営者が関わる為に職人には手間賃が満足に支払われないのに御客様には相当な金額になっているという資本主義の鉄則があります。
職人自体のソフト面でのレベルが低いために直接仕事を受注できなくなってしまった経緯もありますが、分離発注のようにしてお客様と職人が直接、交渉できるテーブルがあれば良いと考えています。
お客様も良い仕事に対して、職人にダイレクトに報酬を支払う。その為に現場に毎日、足を運ぶ設計者を選任する。
職人も奴隷のような賃金ではなく、技能者としてしっかり報酬を頂く。
その対価としてお客様に良い仕事をする。
大事な物(者)を失ってしまった注文住宅の現場の声です。
エネルギーのある建主であればそういうところから考えていくのも一考と思います。
分離発注、日本に根付かないのは、国民性にもあるかも知れません。
直接、質問とは関係ない文になってしまいました。
間接的に見えないところで大きく関わると思います。
参考程度に考えていただければうれしいです。
回答専門家
- 運営 事務局
- ( 東京都 / オペレーター )
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
(現在のポイント:1pt)
この回答の相談
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A