対象:住宅設計・構造
ウッドチップクロスについて
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サカイデザインネットワークの酒井と申します。
内装仕上げでコスト重視ですと、やはりビニルクロスが一番安価ということになります。 塗装仕上げの場合は2回3回と塗りますのでクロスに比べ施工手間がかかるためです。 コストはEP塗装でビニルクロス(1000円クラス)の1.3倍から1.5倍程度ではないかと思います。
ルナファーザー、オガファーザーは塗装下地用クロスでもありますが、無塗装でも使えます。 とくにオガファーザーはウッドチップが入った再生紙クロスで無塗装でもそのテクスチャーは雰囲気があります。 ただし無塗装の場合はジョイントが目立ちやすいため(表面に凸凹があるため)、その点はご納得されてから使われたほうが良いと思いますが、将来的にクロスに汚れなどが目立ったたら塗装(自然塗料がベターです)すればジョイントもフラットになり綺麗に再生できるメリットがあります。
これらのクロスはクロスそのものの張替えは必要なく、基本的に汚れや経年変化に応じてクロスの上に塗装することで長年使うことが可能なためエコ製品としても認知されています。
私もふだんお客様にはコストを抑え品質を重視する場合など、オガファーザー無塗装をオススメし、将来リフォームのなどの際その上に自然塗料で塗装することをご提案することがあります。
参考になりましたら幸いです。
評価・お礼
こるびじぇ さん
ご回答有難うございました。
オガファーザー・ルナファーザーのサンプルを取り寄せてみようと思います。
回答専門家
- 酒井 正人
- ( 東京都 / 建築家 )
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
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