対象:経営コンサルティング
海外子会社と海外代理店の管理のキモを理解しましょう
ご相談者様、
こんばんは。
このたび、ご相談下さり有難うございます。
以下の通り回答させて頂きます。
海外代理店については、別なご相談者様からの質問に回答していますので、参考情報としてお読み下さい。
海外代理店は、契約に基づいて販売やサービスなどの事業を委託する相手先であり、基本的に赤の''他人''です。
この''他人''は、契約通りの代理業務を行うのが役割です。ご相談者の会社は、所定の成果(販売達成額など)を出していれば、''他人''に文句を言う必要はありません。
海外代理店管理は、この''他人''が所定の成果を出し続けるかどうか、出さない場合にはよく会話をして、成果を出させる様にする事が基本です。
もし、代理店が契約通りの成果を出さない場合、契約を終了し新しい代理店を探す事も考える必要があります。この事も海外代理店管理の一つにになると思います。
海外子会社は、''自分の身内''です。
海外子会社を作る目的は、ネットワークを強化して、例えば、販売連結で売上・利益を増やす事だと考えます。
本社は、海外子会社を育成・強化する為に、人材の育成、ノウハウの伝承等の投資を行いながら、経営状況を把握・管理し指導します。子育てと同じだと考えます。
海外代理店と子会社管理の共通点は、本社との会話の仕方だと考えます。
言葉、文化、社会システムなどの違いを超えて会話をしていく為には、本社が彼らと同じ目線で話し、メールのやり取りを行う事が大事です。''Win/Win''のスキームを作りながら会話して意見の違いを認識しながら、尊重し合って話し合える関係を作ります。
この関係が出来た後に、本社と共に共通目標に向かって事業が出来ると考えます。
私の回答についてご質問があれば、何時でもご連絡下さい。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁
回答専門家
- 山本 雅暁
- ( 神奈川県 / 経営コンサルタント )
- グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 代表
起業・企業存続の為の経営戦略立案・実行と、ビジネススキル向上
起業及び、事業拡大や経営合理化を目指す企業に対して経営コンサルを行います。大手メーカーで得た経験を活かし、補助金活用、アライアンスやM&A、市場分析に基づいた事業戦略策定・実行や事業再生を支援します。OJT研修でのビジネススキル向上を支援します。
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この回答の相談
日本から管理する場合、両者の共通点と違いをおしえてください。代理店の場合は財務諸表の請求はできないと思いますが・・
Gowestさん (東京都/44歳/男性)
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