対象:ペットの医療・健康
前庭疾患
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前庭疾患の典型的な症状は、両眼が規則正しく左右に揺れる眼球振とうと、頚が左右どちらかに曲がる斜頚、そして起立不能です。 高齢犬でこのような症状が出ている場合は、前庭疾患を強く疑って、ステロイド療法などを開始します。
補足
鼓室の炎症などでなく突発性前庭疾患の場合には、ステロイド療法を選択することが多いです。
2、3日で急激に回復するワンちゃんと、2週間くらい掛かるワンちゃんがいます。回復してわずかに斜頚が残るワンちゃんもいますが、たいていは完全回復するケースが多いです。また、前庭疾患で何度も何度も繰り返すことは少ない様です。ですから、治療を始めて、2週間以上全く効果が見られない場合、むしろ進行しているように見える場合、一度回復して、またすぐに症状が出た場合などは、前庭疾患以外の中枢性疾患が予想されますので、CT,MR検査などが必要になります。
評価・お礼
もんママ さん
お忙しい中、回答ありがとうございます。
まだ何度か眼振がみられ、立ち上がるとふらついて起立が難しそうです。
やはり前庭疾患を疑ったほうがよさそうですね・・・
治療についてなのですが投薬などでこの症状はきちんと改善されるのでしょうか??
ずっとこのままという可能性はありますか??
昨日までとても元気だったのに急なことで動揺もしています。
何とかまた普通に歩けるようになってほしいのですが・・・
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この回答の相談
13才のシーズー(♀)を飼っています。
今日の夕方、急に眼が右ばかりに動くようになりしばらくすると首も右へ右へ動くようになりました。
自分でも変だと思ったのか歩こうと立ったのですが、… [続きを読む]
もんママさん (北海道/30歳/女性)
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