対象:ペットの医療・健康
末期癌
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当院では、癌のワンちゃん、ネコちゃんを治療させていただくに当たって、一つの基準をもっています。
まず、癌を持った動物達が、自ら食餌を摂らなくなったなった場合や、摂れなくなったっ場合、強制給餌という方法に移行します。それは、流動食(ヒルズ社ad缶など)をシリンジで口に投与したり、鼻から食道に通した細いチューブで、投与したりしていきます。
しかしながら、腫瘍が肺に転移して、呼吸するだけで精一杯になって、口に流動食を入れただけで、息苦しくなるようになった場合や、鼻にチューブを入れようとするだけで、息苦しくなるようになった場合は、高濃度の酸素室を用意していただいて(レンタル会社がありますので、掛かり付けの病院にお問い合わせ下さい)その中で過ごすようにします。 そして、一回の投与量を少なくして、頻回の流動食投与をします。
ところが、さらに病期が進行して、高酸素濃室の中でさえ、口を開けて、はぁはぁと速い呼吸を始めるようになった場合には、安楽死をお勧めしています。 それは、それ以上、延命治療を続けることが、動物達に1日中息苦しい思いを強いる結果になってしまうからです。
以上のようなプロセスで、当院はがんを持った動物達の治療させて頂いていますが、ご参考になったでしょうか?
評価・お礼
maomao0310 さん
ありがとうございます。
チューブを通して流動食を入れることは家でもできるのでしょうか。
高濃度の酸素室のことも含め、一度かかりつけの病院に連絡して聞いてみます。
回復することはないと思いますが、できる限りのことをしたいと思っています。
アドバイス、本当にありがとうございました。
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