対象:住宅設計・構造
野平 史彦
建築家
1
2×4なら
salsaman様
遅ればせながら回答させて頂きます。
2×4が前提なら、次の3つの方法を考えて見ましょう。
A案)発泡プラスチック系断熱材による外張り断熱とする。
B案)MDF(耐力面材)+セルロースファイバーによる充填断熱
C案)充填断熱材(GW、RWなど)+防湿シート
結露に対する安全性は、透湿抵抗理論上は、計算するまでもなく
A案>C案>B案
価格の安い順は、
C案>A案、B案
B案でも、デコスドライ工法なら、耐力面材に普通の構造用合板を用いても、防湿シートなしで、内部結露に対して20年保証していますから、問題ないのでしょう(透湿抵抗理論から外れているけど)。
セルロースファイバーを使うなら、その調湿能力を活かしたいので、防湿シートを張らないで結露を起こさない仕様にしたいですね。
C案の「防湿シート」は夏型結露防止にも配慮するなら、勿論「ザバーン」が有効。
(これを知っている設計者は、なかなかいませんね!?)
結論としては、日本という風土で2×4を使うなら、外張り断熱が最も明快。
しかし、A、B、CいずれでもOK。
不思議なのは、HMならHMの仕様があるはずなのに、、、変ですね?
(確かに、HMの仕様ってどうかしてますけど、、、)
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この回答の相談
断熱材、外壁については、当初からセルロースファイバ、ガルバニウムを使用することに決めていましたが、構造用合板の素材につて、まだ決めかねております。
耐力壁の観点と結露しないという観… [続きを読む]
salsamanさん (東京都/39歳/男性)
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