対象:家計・ライフプラン
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小林 治行
ファイナンシャルプランナー
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実父の資産管理
今日は、CFPの小林治行です。もし税務上相談されたいときは、税務署又は税理士に相談すると宜しいでしょう。バーディさんのご相談について三つの面から見て行きます。
1)"資産の一覧表作成"
父上の現在の財産の一覧表を作成します。
・現預金
・金融資産 3月-半年には金融機関から現在残高資産表が来ます。現在の評価価格で評価します。
・生命保険や医療保険の内容を把握 半年に1回ほど、契約内容の確認の表が来ますから、それをお 手元の預金証書と付け合せをします。
・不動産の登記内容を把握 毎年5-6月に市・区役所から送られてくる固定資産税の課税台帳によ り父上の不動産が分かります。
土地は台帳の課税評価額と共に路線価も調べ、相続時の評価も併せてメモを取って置きます。
・債務の有無 無いとの事ですが一応確認まで。
2)"父上の収入と支出"
・収入 給与は昨年の源泉徴収票を許に今年の収入を予想。
共済年金は偶数月の月中に支払われるので、預金通帳を見れば分かります。1回で過去2ヶ 月分が入金しますから、6倍すれば年間の額となります。
・支出 日頃の生活費や医療費の出費を家計簿につけてどのくらいの支出があるかを掴みます。
・毎月の家計 収入-支出=毎月預金の増減
3)"父上の相続対策"
・親として子供の争いを見たくはありません。
相続対策として、父親と貴女方兄弟と話し会いをされたでしょうか?
若しくは父上に遺言を勧めて下さい。父上の気持ちを大切に。
・相続税は財産評価額-基礎控除額7,000万円+過去3年以内に贈与を受けた額-債務-葬式費用=の額 に対して課税されます。
基礎控除額7000万円を超えていますので、内容は精査が必要です。不動産は土地は路線価、建物 は固定資産評価額で評価します。不動産の3000万円はどの評価額でしょうか?
万一の場合を想定して、準備をしておきます。
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この回答の相談
30代主婦です。
来春、実父が定年を迎えます。
実父は3年ほど前に癌を患い、現在も闘病中のため、気力・体力共に衰えを感じており、また配偶者もいないため、私が定年退職後の資産管理を任され… [続きを読む]
バーディさん (神奈川県/36歳/女性)
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