別居中の生活費について

迷い人£様

こんにちは、行政書士の榎本純子です。

夫が別の女性と住んでいるということ、とてもつらい状況ですね。
以下、ご質問に回答させていただきます。

1.別居中の生活費を請求できると聞いたのですが、弁護士さんへの相談や書類作成の費用などは、いくらぐらいが相場なのでしょうか・・。

弁護士への相談料や書類作成の費用は、弁護士によっても違いますので、お住まいの地域の弁護士会にご相談されてはどうでしょうか。
弁護士会によっては、無料相談も受け付けてもらえるようです。


2.家庭裁判所での調停を利用すれば費用も低く抑えて請求することができると聞いたのですが、どのくらい低く抑えることができるのでしょうか・・。また、数ヶ月かかるという噂も聞いたのですが・・・。

家庭裁判所での調停の費用は、収入印紙が1200円、後は郵便切手代で、切手代は裁判所によって違いますが、800円前後のことが多いようです。

調停でも合意できない場合、審判を求めることができます。
審判になると、裁判所が婚姻費用の額を決め、2週間以内に夫が異議申立をしなければ、その額で決定します。
審判で決まった額は判決で決まったものと同じ効果がありますので、この額を夫が支払わない場合、強制執行をすることができます。

3.婚姻費用請求書を作成して主人に請求しても万が一払ってくれない場合は、どうすればいいのでしょうか・・・。

話し合いで婚姻費用について合意できた場合、合意内容について公正証書を作成すると、強制執行をすることができます。
ただし、強制執行は最後の手段ですので、される場合は慎重に判断してくださいね。

以上回答とさせていただきます。
現在非常にお困りのようですね。
調停をしても、支払命令が出るということを夫が理解してくれて、協議で解決できればそれが一番かと思います。
がんばって交渉してくださいね。

行政書士榎本事務所
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