長江 信和
心理カウンセラー
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【心理的な自立の機会】
恋するうさぎさん、こんにちは。
子どもの時から、親御さんの顔色をつねにうかがってきたのですね。大変なストレスだったでしょう。上京していた頃も、相手に気を使う生活が続いていたのではありませんか?「強制送還」されてからも、親御さんの顔色をうかがう生活が続いているようです。「もう大人なので自由にさせてほしい」というのは、もっともなお考えですが、本当に自由な気持ちになるためには、どうしたらいいでしょうか?
親御さんは、お年のようですので、考えを改めるのは難しいかもしれません。仮に「分かって貰えた」としても、親御さんの認めたやり方に従うという点では、変わりがないのではありませんか?恋するうさぎさんは、もう以前のような子どもではありません。本当に自由になるとしたら、親御さんの意見はそれとして、ご自分の判断を優先させる必要があるのでしょうね。「親の顔色や機嫌を伺わなくても大丈夫」という経験を、積み重ねる必要があるのだろうと思います。
親御さんの顔色が気にならなくなったとしたら、ご自分はどうなっていくでしょうか?人づきあいはどう変わるでしょうか?そうした想像をふくらませれば、普段の行動や生活にも、少しずつ変化が見えてくるはずです。
今後も親御さんの干渉は続くでしょうが、最終的にどう振る舞うかは、大人のご自分が決めることなのです。ストレスへの抵抗力は、ストレスのあるところで身につくものです。無理のないペースでかまいませんので、実家にいられる間に、心理的な自立を目指してみてはいかがでしょうか?
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この回答の相談
私には、上に31歳になる姉がいます。妹の私は、25歳になり、もともと家を出たかった為に上京した東京から『うつ病』になり実家へ強制送還されました。
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恋するうさぎさん (岩手県/25歳/女性)
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