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対象:住宅設計・構造

森岡 篤

森岡 篤
建築家

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存置機関、又は所定強度以上

2009/04/05 23:55
(
5.0
)

ほのほのさんこんにちは
パルティータ建築工房の森岡です。

とても心配ですね。
型枠側板(せき板)の存置は、平均気温に対応する期間の規定と、コンクリート圧縮強度が5N/mm2以上となるまでという規定があり、一般に圧縮強度が5N/mm2に達する方が早いので、存置期間より早く外されていることが多いです。

型枠を外す時点で、強度の確認はしていないと思いますが
型枠の機能は、コンクリートがしっかり固まる(強度が出る)まで、形を保つことにあります。

梁の下側の型枠・支柱(鉄筋コンクリート造の場合)は、温度・強度に関係なく28日間外すことはできません。
梁の場合は、完全に強度が出る前に支えを外すと、重大な影響が出るからです。

側部の場合は、少し固まれば、形状は保持できるため、5N/mm2とされています。

側部でも、基礎立ち上がり部分と比べるとベースは形状がとても安定しており、早く外されても、強い衝撃、力を与えなければ、その形状を保ち、固まるので、問題は少ないのではないでしょうか。


ベタ基礎の周囲のは、添付図のような形状が多く、ベース外周と立ち上がり外周が同一なので、通常ベースと立ち上がり型枠は兼用し、ベース打設しても外さず、内側の型枠を建てていくと思いますが、そうではなかったですか。


立ち上がりの型枠は、ベース以上に重要なので、存置期間まで外さないようにしてもらって下さい。

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この回答の相談

基礎の型枠存置期間

住宅・不動産 住宅設計・構造 2009/04/03 18:35

わが家は木造2×4・ベタ基礎で建てるのですが、基礎のベース部分と立ち上がりの部分の二度打ちで、28日にベースを打ち、翌々日に立ち上がりを打つ工程でした。
立ち上がりを打つ朝(30日)に現場に行くとベ… [続きを読む]

ほのほのさん (大阪府/32歳/女性)

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