対象:体の不調・各部の痛み
吉川 祐介
カイロプラクター
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痛みについて
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反射性交感神経性ジストロフィ(RSD)と診断を受けられたということですね。
歩くことによって痛みと腫れが増悪したようですが、運動は痛みが起こらない範囲で行うのが原則です。RSDでは、痛みによる交感神経反射性の血管収縮で悪循環が起きているわけですから、痛みを与えるようなことは状態を悪化させる可能性が高いと思われます。
家庭でできるRSDのケアとしては、痛みを起こさないよう注意しながら、ごく軽いセルフマッサージと足自体の力で足首を運動させる自動運動を短い時間に区切ってやってみることがひとつです。
RSDは、はじめは軽く皮膚に触れるだけで焼けるような痛みを感じ、むくみと皮膚の蒼白、皮膚温の変化が見られます。状態の変化は、皮膚の突っ張り具合(てかり具合)が弱まれば改善していることが期待できます。
経過は、3ヶ月、9ヶ月、が一区切りのようです。
難治性とされていますが、いくつか治療方法も存在しています。まずは、しっかり医師を信頼し、良くなることを信じて治療を受けてみることをお薦めします。
代替療法として、鍼灸はRSDの治療に応用され、奏功をえたという症例報告もあります。( 鍼治療が奏効した反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)の2症例(鍼灸3,一般演題,第57回日本東洋医学会学術総会))
また、関節の拘縮を予防する運動療法として、RSDのことを理解するカイロプラクターによる関節モビライゼーションも有効かと思います。
痛みはある程度長い期間続くことが予想されます。こうした慢性痛に関しては、病気や症状に対する患者さんの心構えが大きく結果を左右することがあります。
RSDのことを良く理解したうえで、楽観的に考えて行動するのがきっと良いのではないでしょうか。
吉川祐介 Wecareカイロプラクティック&ナチュラルケア
補足
信頼できる先生に巡り会えたのですね。
それはとてもよかったです。
無事にご回復されることをお祈りしています。
評価・お礼
mooo さん
とても分かりやすい説明をありがとうございます。
初めて聞いた病名で細かいことが心配になっていましたが、疑問が解消し安心しました。
幸い、信頼できる先生に出会えましたので、
あせらず治していきたいと思います。
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この回答の相談
捻挫の後痛みが引かず、整形外科で診断されました。処方されたノイロトロピンと痛みがひどい時用のボルタレンを9日間飲んでいます。
五日前に、怪我後初めて長い時間(合計1時間くらいですが… [続きを読む]
moooさん (福島県/31歳/女性)
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