FXを利用した外貨の交換について

普通の人 様

初めまして、オフィス　マイ　エフ・ピー　の吉野充巨です

贈与税が掛かるかが分かりませんので、送金についてのみお答えします。
また、一般的な方法ではありませんので、一つずつ確認する必要があります。

FXを利用した外貨の交換は出来ます。また、必要なコストも銀行に比べ低いものになります。但し、当然のことながら、お父様が取引の主体で、非居住者である普通の人様は口座の開設等が困難で、また、取引の指示も出来ません。

FXをご利用される場合のフローです。
お父様の銀行口座⇒1.お父様のFX口座⇒2.お父様の銀行口座⇒3.普通の人様のイギリスの口座
のフローになります。

この場合キーポイントは、2.の口座に外国通貨のまま走金が出来るかの確認が必要です。
クリック365取引口座の場合は、円での送金のみです。
他のFX取引提供の会社でのお取引になります(可能かを各社にお問合せする必要があります)。

証拠金はレバレッジをかけず1倍で行う必要がありますが、取引をせずに交換だけではありませんので、入金から送金までの間に為替による差損・差益が発生します。

また、お父様の取引銀行が、ポンドでの受け入れが可能かの確認も必要になります。

そしてお父様の銀行から、3の普通の人様への送金になります。(FX取引業者からではありません)
この時に当該銀行から金融当局と税務当局に通知がなされます。マネーロンダリング等の防止と税の会費のため必要なものです。(以前から日本の海外との取引はマネーロンダリングへの監視が緩いと世界的に問題でしたから、この措置は致し方ありません)

送金した際には贈与税の対象になるのではないかと思います。(税理士資格を保有されている方にお尋ね下さい)


なお、証券会社で外貨MMFを取り扱っている企業があります。外貨での払い出しが可能な証券会社であれば、フローは同じです。交換手数料は多くの場合銀行よりも低減できます。

以上、参考になれば幸いです。