対象:住宅設計・構造
大塚 泰子
建築家
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パティオにデメリットはありません。
ノアノア空間工房の大塚です。
私はよく外部空間も室内空間と同じように設計します。
どういう意味かというと
敷地の有効利用と申しましょうか、外部空間をうまく利用することで
室内空間に広さを感じたり、
実際にカフェスペースや子供の安全な遊び場空間になるということです。
敷地の価格はかなり高い。
だから無駄なスペースを作るのはもったいないという感覚が、まず、あります。
じゃ、その無駄なスペースをまとめてとってみよう、とすると
パティオ空間が生まれるわけです。
パティオには様々なメリットがあります。
私にはデメリットは考えられない。
例えば私の設計したHーHOUSEの玄関は、青空の下の中庭です。
この中庭は、プライバシーを守りつつも街との繋がりを持ち、
適度な距離感を作り出してくれます。
ある時は道路との緩衝地帯となり、通りの騒音や人の気配を和らげます。
通勤や通学のため通り抜ける度、オンとオフ、気持ちの切り替えにも役立つ事でしょう。
来客があれば応接場所としても機能します。
また、建物の前にパティオをつくることで、
日照が確保されますので、非常にお得な空間です。
noanoa
yasuko ohtsuka
http://www.noanoa.cc
http://noanoacc.exblog.jp/
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この回答の相談
パティオは開口部が多い分、部屋がさむくなりますか?夏は熱がこもり暑く、冬は日差しが入らない分寒いイメージがあるのですが…。
yuripattyさん (千葉県/34歳/女性)
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