対象:年金・社会保険
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山中 伸枝
ファイナンシャルプランナー
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公的年金の特徴を再確認してみましょう
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fakepanda様 はじめまして、ファイナンシャルプランナーの山中伸枝です。
保険会社の年金保険は、公的年金だけでは将来の生活設計に不足する部分を補うものです。公的年金に変わるものではありません。
ベースはあくまでも公的年金。せっかくの機会ですからそれぞれの特徴を少しまとめてみますね。
公的年金は、65歳以降ご本人が亡くなるまで一生涯もらえます。保険会社の年金保険はある一定期間受け取るものが主流です。また公的年金は、受け取る年金額が経済情勢によって変更されますが(インフレでお金の価値が変わってもある程度対応してもらえる)年金保険は契約時に決めた金額を十数年経った将来受け取ります。
公的年金には、年を取ったときの年金と障害を負ってしまったときの障害年金、また本人が亡くなった時に遺族を守る遺族年金と3つの役割があります。また税金面でも色んな優遇がなされています。これらは公的年金だけの特徴です。
免除にしていると、将来もらえる年金は1/3だけとおっしゃっていますが、その1/3は税金が充てられています。近い将来この割合が1/2まで引き上げられる予定です。保険料を払っている人も払っていない人も、なんらかの形でこの部分の税金は負担していくことになります。
一度役所に尋ね、国民年金はいくら保険料を納め、何歳からいくらもらえるのか、またはその仕組みなど詳しく聞いてみられると納得できると思います。
また現在も国民年金でいらっしゃれば、その上乗せとして国民年金基金、付加年金、確定拠出年金などもありますので、チャレンジなさると良いと思います。
以前私が書いたコラムにも年金制度をまとめてありますのでよかったらご覧下さい。「コラム:アンダー40の為の年金講座」
http://profile.allabout.co.jp/pf/fpyamanaka/column/detail/1378
評価・お礼
fakepanda さん
今の国の財政赤字と少子化で、将来公的年金はもらえなくなるのではないか、という不安があり、個人年金だと自分で自分の分を確保できるというイメージがありましたが、年金保険は公的年金のかわりにはならないのですね。何歳まで生きるかわからないので、死ぬまでもらえるという公的年金のメリットは大きいと思いました。
ありがとうございました。
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この回答の相談
学生だったり留学してた26ヶ月間、国民年金を全額免除してもらっています。免除だと年金は3分の1しかもらえません。このままでは将来十分な年金がもらえないので、遡って納めるか、保険会社の個人年金保険に入ろうかと考えています。どちらが得でしょうか?
fakepandaさん (東京都/34歳/女性)
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