対象:マッサージ・手技療法
吉川 祐介
カイロプラクター
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椎間板ヘルニアと腰痛について
痛みをかかえながらお仕事を続けるご主人が心配なご様子、お察しします。
まず、椎間板ヘルニアですが、それ自体が真の痛みの原因であるとは限りません。腰痛のまったくない方を調査すると、椎間板ヘルニアが見つかることは良くあります。ある調査では、腰痛経験者の約半数はMRIに異常がなく、腰痛を起こしたことがない人の3割に異常が見つかっています。つまり、MRIに(椎間板)異常がある=腰痛とはいえないと言うことです。
ですから、「ヘルニアです。治りません」というお医者さんの言葉は、「ヘルニアそのものは治りません。でも痛みは改善することができます。」というように受けとめられたらよいのではないでしょうか。
(詳しくは私のHPから腰痛特集をご覧下さい)
では、実際におかかりになっている鍼やカイロプラクティックが、ご主人の状態を改善するのに役立つかどうかという問題です。「相性」という個々のケースに対する有効性については、個人差もありますので、ご主人にはどうですとは言い難いのですが、一般的な「適応症状」としては、腰痛や足のしびれは、いずれもカイロプラクティック、鍼灸で効果が見られることの多い適応症状です。
ですので、現在かかられている先生が信頼できそうだと感じていらっしゃるのでしたら、しばらく継続してみてはいかがでしょうか。しびれは少し軽減しているが、腰痛が悪化しているようだと言うことは、きちんと報告していただき、納得できる説明が帰ってくるようなら、それでよいと思います。
病気に対する不安と、腰痛を抱えての仕事をするストレスなどは、痛みを長引かせる要因にも成りえます。腰を据えて症状に向き合うには奥さんのサポートが助けになるはずです。
どうしても相性が合わないと感じたときは、再質問いただければ私が信頼している先生を紹介いたします。
では、どうぞお大事になさって下さい。
吉川祐介
ウイケアカイロプラクティック
(現在のポイント:-pt)
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30歳の主人のことでお願いいたします。
今年1月6日(正月休み中)朝起きたら右腰に激痛とのことでした。15年程慢性の腰痛もちで3回位ぎっくり腰をやっています。今回は… [続きを読む]
ドラドラセブンさん (東京都/30歳/女性)
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