対象:システム開発・導入
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竹波 哲司
Webプロデューサー
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ブレインを抱えることもおすすめです
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バンブーウエイブです。
長くシステム開発をしていた経歴とWEBシステム開発の実務をこなしている立場から個人的に感じることをご回答いたします。
>どの程度一般的なのでしょうか?
WEBシステムにおいては、あまり一般的ではないでしょう。大規模なシステム開発ではよくありますが。
**WEBシステムでありがちな契約
通常は、ひいきにしている制作会社さんにそれとなく話をしているうちになんとなく要件が出来上がっていくものでしょう。
その後実際の制作が始まる際に、制作会社は作業員や外注先を確保して正式に見積もりし、最終的に工期が設定され、開発がスタートする。
という、感じかと思います。
このケースのデメリットは、要件定義後の発注先を別のところにするのが道徳的にはばかられる点でしょう。要件定義までは無償で働いてもらってますので。もしも実装する内容が制作会社の苦手な部分であるとすると、まるまる外注することになるので、費用も高くなるかもしれません。
**ブレインの起用
>それをらを考慮すると、どのような分割の仕方をするのがお勧めでしょうか?
要件定義だけをコンサルティングしてもらうとなると、それなりに高いものになるかと思います。見栄えのする資料やプレゼンをもって来るかと思いますが。コンセプトは面白いが、実装が困難みたいな提案もあるかもしれません。
弊社でお勧めするのは、要件定義やシステム開発に精通したコンサルティングをブレインとして抱えることです。
要件定義の段階からブレインに相談し、発注は公募で募り、ブレインはプロジェクト全体の管理をするというものです。稼働にもよりますが、ランニングでの契約になりますので、それほど高額にはならないはずです。全体に携わるので責任感もあり、制作会社とのよい仲介役として活躍してくれるはずです。
ご参考になれば幸いです。
ホームページ制作・WEBコンサルティングのバンブーウエイブ
評価・お礼
mt さん
日曜日のご対応ありがとうございます。
? 要件定義とそれ以降の契約分割は小規模システムでは一般的ではなく、大規模ならばある、という見解と理解いたしました。
いただいたコメントより、開発発注の選定段階で、ある程度要件定義に相当する活動がなされてしまうのも分かります。(見積上の要件定義と捕らえられますね)
確かに、小さいシステムではそれだけで開発に進める可能性もあり、「Web システムにおいては、あまり一般的ではないでしょう。」という言葉の裏づけにもなっています。
本件における要件定義は、次のステップである開発に必要となる要件定義ということになります。ですから竹波の仰る一定規模以上の案件にあたります。
「要件定義後の発注先を別のところにするのが道徳的にはばかられる」というのはなるほどと感じました。ビジネスとしてパートナーに理解が得られるよう配慮したいと思います。
> 要件定義までは無償で働いてもらってますので。
> もしも実装する内容が制作会社の苦手な部分であるとすると、
> まるまる外注することになるので、費用も高くなるかもしれません。
契約分割が前提ならば、無償ではなく要件定義にも対価を支払い、それ以降の開発にも別契約として対価を支払うということになりますね。
実装内容のリスクについては次の開発のステップに連動させるように注意したいと思います。
? ご助言の内容から、契約分割の場合、要件定義と開発作業の間のインターフェースが重要ということが分かってきました。ありがとうございます。
要件定義の成果物への要求(要件定義の要件)にも配慮し、案件規模によってはコンサルタントの助言についても検討したいと思います。
参考にいたします。
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この回答の相談
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mtさん (東京都/42歳/男性)
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