長江 信和
心理カウンセラー
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【止めないこと】
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誰かを車でひきたくなったり、刃物でご自分を傷つけたくなったり、階段で落ちたくなったり、他人を落としたくなったり・・・。ちび牛さんは、こうした考えが「異常」なものと考えていらっしゃるのではないでしょうか?実は、私たちの多くは、殺人や窃盗、自傷行為、みだらな行為などのイメージ(強迫観念)を思い浮かべているというデータがあります。そうした考えを繰り返し思い浮かべること自体は、異常なことではないのです。
問題は、そうした考えを押さえつけようとすることです。健常な状態では、強迫観念が浮かんでも、そのまま放置することができますが、病的な状態では、そうした考えを避けようとしたり、消し去ろうとしたりします(思考抑圧と言います)。思考抑圧をすると、どのような結果になるでしょうか?普段から体験されているように、強迫観念の出現頻度や影響力が増すことになるのです。
「そのような考えはやめよう」とお考えになる必要はありません。ご自分の「悪」も、ご自分の大切な一部なのです。ありのままにご自分の精神状態を受け入れることができれば、そうした考えに煩わされることは、自然となくなっていくでしょう。不安定なご家庭に育ったとしても、現在のパートナーとの愛着関係のなかで、ゆっくりといやされていくはずです。
ただし、そうした考えが実際の行動に悪影響を及ぼすような場合には、専門的な援助が必要となるでしょう。苦しみが続くようでしたら場合には、遠慮なく、ご相談いただければ幸いです。
評価・お礼
ちび牛 さん
ご回答いただきありがとうございます。
「止めないこと」なのですね。
自分の全てを受け入れることを心がけます。
先生にいただいた言葉はPOして持ち歩きます。
不安定な状態になりましたら、相談できる専門家が
いることを思い出します。
そのときは先生、よろしくお願いします。
丁寧にお答えいただき、本当にありがとうございます。
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この回答の相談
運転中は人(特に子供)を轢きたくなり、包丁を持つと自分や何かの肉を刺したくなり、階段を歩くと落ちたくなったり人を落としたくなったりします。
いつか誰かを傷つけそうでとても怖いです・・… [続きを読む]
ちび牛さん (石川県/36歳/女性)
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