対象:家計・ライフプラン
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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賃貸と持ち家の比較対象のポイントをお伝えします
レトリバー 様
初めまして、オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
分譲マンションの価格が暴落して購入しやすくなっているのは確かですが、総支出額と賃貸料を比べる際のポイントを記載します。
頭金180万円とのことですので、住宅ローンの借入は3120万円、これを35年返済、元利均等払い、固定金利3.130%(変動金利はリスクの先送りでお勧めできません)で返済額を試算しますと、月々122,348円、年間1,468,176円になります。
総返済額は5139万円になります。このほかに保証料や団信の料金が加算されます。
また、管理料と修繕積立金及び固定資産税が必要になります。それらをトータルしますと35年間では6,000万円近くの出費になります。
価値を比べる際には、35年後に売却した場合の予想価格を此処から引けばトータルでの価値計算が出来ます。例えば売却価格が1000万円とすれば、5,000万円の買い物になります。また、35年間の間にはリフォームも必要になります。この費用は別途ご自分達で積み立てが必要になります。
一方、賃貸では頭金が残りますので180万円を収益率2%で運用した場合には、約360万円、3%で運用できた場合には約500万円になりますので、賃貸料等の総額から、この数字を引いたものが総経費と看做せます。総合計での出費は賃貸が優れます。
賃貸であれば、いま少し賃料が高くても良いことになります。
従いまして、比べる価値は、満足度対便利さ、リスク度の高い対低い、家族人数に対する融通性の無い対あるなどの比較が優先されます。
住宅ローンで住居を取得する際には、返済負担率が重要になります。私は家計の余裕度を見て、20%未満が望ましく、25%以下になるようお勧めしています。
現況は年収が600万円のですので、返済負担率は147万円÷600万円×100=24.5%になり、かなりな節約が必要と思われます。
以上参考になれば幸いです。
(現在のポイント:-pt)
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レトリバーさん (東京都/28歳/女性)
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