対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
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吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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目的にあった商品を・・
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はじめまして、のこたさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
保険を見直す際には、家族状況や不安な事など個別に詳しい事を聞きながら必要な保障を考えながら見直す事が大事ですね。
ご質問ではご夫婦お二人と言う事ですので、これを前提に考えますとご主人様には死亡保障と収入保障が掛けられておられますので、見直されるのであれば死亡保障は整理資金程度でも良いのではないでしょうか。
ご夫婦お二人の死亡や怪我や病気に対する保障に関しては、上記以外では収入保障の期間がいつから32年か分かりませんが、老齢年金の支給後もあるようでしたら期間の短縮も考えられますね。
気に掛けられている養老保険では、メリットとしては満期金の受け取りや年金受給には最低保証がある事だと思います。
デメリットとしては、運用期間の割りに戻りが少ない点でしょうね。
既に別の商品で死亡保障は準備されていますので、死亡保障の機能は必要ないですね。それを考えると、養老保険として老後資金の運用をされている資金を純粋に運用される方がメリットが多いと思います。
*積立利率変動型年金支払型特殊養老保険の場合
保険料総額 13,760,000円ですが、満期時に一括で受け取ると14,760,000円で、1,000,000円の利益ですね。32年間運用して、約7.3%の利益にしかならない事になります。
しかしこれから250,000円が課税対象になり他の所得と合算して課税されますので、もう少し利益は減ります。
年金で受け取った場合で80歳まで受け取れたとして、受け取り総額14,400,000円となり、利益は640,000と少なくなります。またこの場合は年金で受け取った額に雑所得として課税されますので、こちらも期間の割りに利益が出てないと思います。
*年金支払型特殊養老保険の場合
こちらも一括の受け取りで約8.5%の利益となり、年金では受け取り総額21,600,000円で約17%の利益にしかなりません。
評価・お礼
のこた さん
ありがとうございます。
すごく分かりやすくご説明下さって、アドバイス頂いた内容が飲み込めました。これからいろいろと考えてみようと思います。「見直したい」と、あまりに漠然としていたのですが、方向性が見えて来た感じがします。
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この回答の相談
夫36歳、妻38歳で、2002年からプルデンシャル生命の保険に加入しています。
これからも今と同じ生活が出来るのか不安な世の中になって来たので、保険の見直しなどが必要かと思っていると… [続きを読む]
のこたさん (静岡県/38歳/女性)
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