元利金等と元金均等

初めまして。こんにちは。
ヤマト様のご質問を拝見させて頂きましたところ、月のご返済が11万円位になるとのことですので、元金均等払いにてご返済をお考えとお見受けしました。
ローンのご返済方法には、元利均等払いと元金均等払いの2種類がございます。
元利金等払いというのは、第一回目のご返済から最終回のご返済まで、返済額が一定になっているものです。例えば2000万円を年利2.7％・25年返済にした場合、毎月の返済額はおよそ91,751円になります。その91,751円の中で元金と利息の金額割合が変更して行きます。当初は利息の割合が大きく、返済回数が増えるにつれて元金の割合が増えて行くものです。
元金均等払いとは、毎月返済してゆく借入の元金が一定しており、それにひと月分の利息を上乗せして返済してゆく方法です。例えば2000万円を25年で返済する場合、毎月元金およそ66,667円ずつ返済し、それに伴う利息を上乗せして合計金額を算出します。年利2.7％なら当初の返済額はおよそ111,667円となりますが、これは元金66,667円と利息45,000円を返済していることとなります。そして、その利息は支払回数が増えるにつれて減少して行きます。なぜならば、利息は借入の元金に対して算出されるので、元金が66,667円ずつ減少して行けば自ずと利息も減少して行くこととなるからです。
支払総額に関しましては、2,000万円を25年間ずっと固定で年利2.7％だとすると、元利均等の場合はおよそ27,525,300円、元金均等の場合はおよそ26,772,500円となります。当初の支払額は元金均等払いの方が額が多く大変かも知れませんが、トータルで考えると負担が少ないのが特徴です。弊社の社員も元金均等払いで頑張っている者がおります。ヤマトさんもご検討そしてご健闘下さい。