対象:生命保険・医療保険
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笹島 隆博
医療経営コンサルタント
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保険について
はじめましてクロスロードの笹島です。
まずはじめに結婚して子供のいる方の保険加入の目安についてお話
させていただきますので、ご自身で判断できる力をつけてみましょう。
(1)ご夫婦それぞれが万一のときのお葬式代として100万円から500
万円の範囲で終身保険を準備します。保険料は各社違いますが、
ご主人が長男、次男により、万一のとき実家のお墓に入れるかが決
まります。ご主人が長男なら終身は200万程度、次男なら300万円
位はあっても良いでしょう。
(2)ご夫婦それぞれが病気やケガで入院されたときの備えとして医療
保険を準備します。日本の健康保険制度では医療費の自己負担額が
高額になったとき、一般所得者の場合は月間医療費の合計が限度額
の80,100円を超えた分について高額療養費として、あとから支給
(払戻し)されますので、医療保険として入院日額5,000円から10,000
円の範囲で掛けておけば安心でしょう。
(3)ご夫婦それぞれがガンになられたときの備えとしてガン保険を準
備します。ガン保険についてはその治療法が日進月歩のため、健康
保険の対象とならない自費による治療法が現在増えてきている状況
です。そのため入院治療費のほかに300万円単位の一時金が出るタイ
プに入ったほうがいいでしょう。また、実際にガンになると、殆どの方が
途方にくれてしまいますのでガンの治療開始の際にセカンド・オピニオン
のサービスをしてくれる保険会社のほうが良いと思います。
補足
(4)一家の大黒柱であるご主人に万一があったときに、その後の家族の
生活を支えていくための生活費として保険が必要になります。
この保険の計算方法は、
残された家族の毎月の生活費 - 遺族厚生年金の月割り額
= 保険で補填すべき保険金額(不足金額)になります。
遺族厚生年金が概算ですが、一般的には12万円前後が万一の
とき給付されます。
毎月の生活費が30万円分必要な場合は、30万円-12万円=18万円
この毎月の生活費の不足金額の18万円から、奥様のパートによる
月収を引くと、本当に不足した生活費の月額がはじき出されます。
したがって、子供が小さいうちはなかなか働けないので、パート収
入が月5万円程度とみると、18万円-5万円=13万円となり、不足金
額の合計は、13万円×12ヶ月×22年(ご子息が大学卒業までの
期間) = 3,432万円となります。
この不足金額を逓減型の定期保険で準備することになります。
(5)それから、もしもこれから先に両親と分かれて一戸建やマンション
を購入する時には、その際の借入金にはご主人に万一時に団信とい
う保険が自動的につきますので、この分を生命保険はいりません。
同居の場合もこの保険はいりませんね。
最後に学費の準備は保険で準備しないほうがいいと思います。
積み立てだけなら信用金庫の定期積金がお勧めです。
どうしても保険で準備したいというのなら、10年払いの低解約金
型終身保険が学資保険よりも利息が良いかもしれません。
最後にご質問の保険料ですが、最低限の保険準備(非喫煙型の死亡
保険の収入保障保険の死亡保障月額20万円+ご夫婦で終身型医療
保険を日額5,000円程度、払込はいずれも60歳満了で月額1万2千円
強の掛け金)で準備できると思います。
掛け金は上を見れば幾らでもレイズアップできます。
大切なのは考え方だと思います。
いずれにしても詳細が気になるようでしたら、同じ東京でご相談できま
すので、cfs_sasajima104@yahoo.co.jp までお問い合わせ下さい。
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