対象:ペットの医療・健康
RE:猫の結石および血尿について
膀胱炎の治療で抗生剤を使用する場合、症状が落ち着いて膀胱内の細菌数が減ってきている場合でも、膀胱内の無菌状態をしばらく維持するために長期抗生剤を投与する場合があります。消化器症状などがなければ2ヵ月程の投与であれば負担は少ない と思います。皮膚に症状が出てきたのは二回目の投与が終わったあとでしょうか?継続して同じ抗生剤を使用しているのであれば急に抗生剤に対する反応が出ることは少ないと考えられます。
PHは膀胱内の細菌によっても上昇する場合がありますが、やはり結晶を溶かしたり PHを下げる為には食事が重要になります。処方食にも種類がありますので、尿石症に対して作られている食事以外では結晶、結石ができてしまうこともあります。もう一頭の尿が今も血尿であれば、結晶だけでなく結石が出来ている可能性もあり ます。このまま改善がないようならエコー検査やレントゲン検査で結石の確認をしてみてはいかがでしょうか。
今の時期はだんだん寒くなってきて猫の飲水量が減ってきます。よって尿量も減少し、膀胱内に尿がとどまりやすくなることも結晶が出来やすい要因と考えられます。また、多頭飼いの場合は猫一頭につきトイレは一つ準備するのが良いでしょう。トイレが汚れていたり、他の猫がトイレを使うことによって、猫がトイレを我慢する可能性があるからです。これも膀胱内に尿がとどまってしまう要因になります。肥満による運動量の低下も尿結晶ができやすい要因と考えられています。食事はもちろん大切ですが、環境にも尿結晶ができやすい要因はたくさんあります。食事だけでなく生活環境を整えてあげることも重要です。
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猫をアメショー(9才)とアビシニアン(2才10ヶ月)の2頭飼っております。
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アビ子さん (高知県/41歳/女性)
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