対象:ペットの医療・健康
RE:直腸の腫瘍
- (
- 5.0
- )
直腸の腫瘤の原因としては腫瘍性、肉芽腫性、膿瘍、血腫等、様々な原因が考えられます。腫瘤に関しては術前に検査が必要です。腫瘤の大きさや範囲、位置を調べるには触診の他、バリウム造影検査、超音波検査、内視鏡検査等の組み合わせにより検査します。また、原因については針吸引生検(FNA)、内視鏡下の生検、摘出手術後の病理検査により診断します。腫瘤の原因が炎症性であれば抗生物質やステロイドの治療に反応する可能性がありますが、物理的な閉塞により排便困難が継続している場合には早急な摘出手術が必要と考えられます。直腸切除の術式に関しては開腹手術の他、直腸プルスルー法(直腸引き抜き術)、腹側、背側、肛門アプローチなどがありますが、腫瘤の位置、大きさ、FNAでの細胞診の検査結果を考慮して選択します。前回の手術から1カ月経過しているとの事ですが、一般状態が良好で血液検査、尿検査、レントゲン検査等で問題がなければ、手術のリスクは低いと考えられます。主治医の先生と相談して下さい。
評価・お礼
ibu さん
大変詳しい回答をいただき感謝いたします。
見えないところですし、主治医の先生は手術の方向でしかお答いただけないので不安です。
もう少し頑張って検査のことをお願いしてみたいと思います。
ウンチは食事を手作りにして水分を多めにとれるようにしたところ改善いたしました。
ウンチが出ないほどの腫瘍ではない。
粘膜と筋層の間。
ポリープ状ではない。
出血はしていない。
1.5センチほどのだ円形のしこりと思われる。
硬いが動く。
以上が主治医の先生の診断です。
検査をする費用や何度もかける麻酔などのリスクを考えたら、直接切りに行くほうが早い。とおっしゃいます。
次回は来週が受診日です。
犬は抜糸もすんで傷跡も治り、絶好調の様子です。
検査をしてもらえなかったら、どうしようかと悩みます。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
このQ&Aに類似したQ&A