対象:ペットの医療・健康
Re:停留睾丸について…長文です
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とある研究において停留精巣の若齢での予防的去勢手術をおこなった犬と、去勢を行なわなかった場合の平均余命を算出したところ差が認めらなかったという報告があります。しかしながら、犬において下降していない精巣の腫瘍の発生率は正常の約13倍であることが知られており、実際に精巣腫瘍になってしまった犬はそうでない犬より寿命を縮めてしまうかもしれません。ですので、現在の停留精巣におけるゴールドスタンダードはアメリカの教科書でも日本でも早期の去勢手術だと考えられています。
また、若い時に健康であった個体でも、後々前立腺や精巣に問題が出てくるなどして去勢手術が必要になったときには、心臓の疾患や他の内臓の疾患などで麻酔に対するリスクが増している可能性がありますし、なるべく早期に去勢手術を行なった方が良いと考えられます。
かかりつけの病院があまり去勢手術を望まないのであれば、一度セカンドオピニオンとして他の病院にも相談してみてはいかがでしょうか?
評価・お礼
aruママ さん
お忙しい中、ご回答本当にありがとうございました。今回3人もの先生からご回答いただき、嬉しく思うとともに、かかりつけの先生を含め、それぞれが異なるご意見であることで素人の私は混乱してしまっています。早期に手術をしたことで、骨肉腫になる確立が高くなる、手術をしないと精巣腫瘍の確率が高くなる… 私もセカンドオピニオンは検討していたので、早急に行動しようと思います。ただ、どちらを選択しても、何かトラブルが起きた時には後悔するでしょう…去勢自体、可哀想だとは思ってないので、健康のことだけ考えて冷静に判断したいと思います。最終的には自分で結論を出さなければいけないと思うと、改めて生き物を飼うということの責任の重さを感じます。
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この回答の相談
現在7ヶ月になるチワワ(♂)を飼っています。
片方だけ睾丸が降りていない状態です。
停留睾丸と確定する以前(生後2ヶ月頃)
獣医さんに単純に去勢手術の質問をした時、
「最近、メリットば… [続きを読む]
aruママさん (神奈川県/38歳/女性)
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