対象:心の病気・カウンセリング
季節性感情障害 Seasonal Affective Disorder
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毎年、夏季に抑鬱状態になるとのこと、心よりお見舞い申し上げます。
ご指摘の通り、''季節性感情障害 Seasonal Affective Disorder'' というのは秋から冬に抑鬱状態を呈し、春から夏に軽躁状態を呈するものが中心です。これは日照時間が寄与していると考えられています。従って高照度光療法が効果的と言われています。
一方、夏季に抑鬱状態を呈する方も少なからずいらっしゃいます。これは春の軽躁状態から鬱転するためなのか、夏季の暑い気候のせいなのか分かりません。多くの患者様は鬱なのか夏バテなのか区別がつかないようです。
いずれにしても、薬物療法が効果的です。躁鬱を繰り返していらっしゃるならば、やはりリチウムを基本にした気分安定薬をお勧め致します。詳しくは精神科を受診してご相談ください。どうぞ宜しくお願い致します。
銀座泰明クリニック
評価・お礼
ねこぱんだ さん
「夏季に抑うつ状態を呈する人も少なからずいる」ということで、少し安心できました。夏バテとの区別もつきにくいものなんですね。
受診してみます。早い段階でのご回答、ありがとうございました。
回答専門家
- 茅野 分
- ( 東京都 / 医師(精神科) )
- 銀座泰明クリニック 院長
東京・銀座の心療内科・精神科、夜間・土曜も診療しております。
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この回答の相談
最近、うつ病のような症状がひどくなり、近くのクリニックに予約を入れました。
医師にどのように相談するかを考えていたところ、自分のうつ的症状はきまって初夏にはじまり、秋に軽快し、冬か… [続きを読む]
ねこぱんださん
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