小川 亜紀子
しつけインストラクター
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犬と赤ん坊
プードル君が突然赤ちゃんに興味を持ち出したということですが、きっと赤ちゃんが動くようになったからでしょう。
犬は動くものに反応します。
今までは赤ちゃんがほとんど動かなかったので、ちょっかいを出すことがなかっただけだと思います。
ですから、今後は赤ちゃんの動きに反応してつい追っかけしまったり、洋服を引っ張ってしまったりすることが多くなると思います。
プードル君に悪気がなくてもアクシデント的に赤ちゃんがケガをしてしまうこともあるので、これからは部屋を別々にしたり柵などを設けた方が良いでしょう。
一般的に、「子ども」と「犬」の相性は良くありません。
※ここで言う“相性が良くない”という意味は、“仲良くなれない”と言うことではなく、トラブルが多いと言う意味です。
なので、親(飼い主)がしっかり安全管理をしなければいけません。
以前海外でこんな話がありました。
とても大人しかった犬が、ある日一緒に暮らしている子どもの顔を咬んでしまい、安楽死をさせられたのですが、犬が死んだ後分かったことが犬の耳の中にえんぴつが刺さっていたそうです。
つまり、犬は子どもにえんぴつを刺されたために防御的に噛み付いただけだっだのです。
このように、幼い子どもは遊びの中などでとっぴなことをしますし、犬も反射的に攻撃的な行動を取ることがあります。
ですから、犬と子ども(赤ちゃん)をフリーな状態で過ごさせるのはリスクが高いですし、決して目を離してはいけません。
お子様がある程度大きくなるまでは、これまでのようにフリーで過ごさせることは避けてください。
環境を整えれば問題が起こることもないので、柵やサークルを使うことをお勧めします。
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