対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
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笹島 隆博
医療経営コンサルタント
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高齢者の契約について
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- 5.0
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はじめましてmaaさん、クロスロードの笹島と申します。
76歳のお年寄りに変額年金を売るというのはまず間違いなく、成績に
追われて常識を見失っている銀行員の方の心無い販売だと思います。
なぜならば変額保険という商品は、その投資性商品という性格から少な
くとも20年間の運用期間がないと、本当の意味での運用によるプラス
がないからです。ご契約の商品は利回り1%程度の元本保証のものも含
まれていますが、いずれにしても可能ならクーリングオフして契約時解
除されたほうが良いと思います。
なお、ご契約の際には商品の詳細・諸費用について、「契約締結前交付
書面(契約概要/注意喚起情報)」、「重要事項説明書」、「ご契約の
しおり・約款」などで説明確認する義務が銀行にもありますが、それ以
上にこの商品は、預金ではなく、各引受保険会社が引受をする生命保険
商品であり、預金保険制度ならびに投資者保護基金の対象ではないとい
うことも納得しなければ契約は成立しないはずですが、果たしてお母様
は理解されたでしょうか。
補足
また、引受保険会社が破綻した場合、生命保険契約者
保護機構により保護の措置が図られることがありま
すが、この場合でもご契約の際にお約束した年金額・
給付金額などが削減されることがあります。
投資型年金保険は資産運用の実績に基づき年金額・給
付金額等が変動(増減)するしくみの保険です。
運用実績によっては、受け取る年金・給付金の合計額
が払込保険料相当額を下回る場合があります。
一時払保険料等の減少を含むリスクはお客さまが負う
ことになりますが、おそらくお母様の年齢から見ても
こうしたところを理解してご契約されたということは
考えられないと思いますので、
まずは、
社団法人 生命保険協会の生命保険相談所
京都府連絡所075-255-0891
又は東京本部03-3286-2648に相談してみ
てください。ここに連絡すれば金融庁に自動的に通報
されることになっていますので、銀行も誠意を持って
対応してくれると思います。
頑張って下さいね。
評価・お礼
arissamu さん
ご回答ありがとうございます。
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arissamuさん (滋賀県/49歳/女性)
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