対象:ペットの医療・健康
RE:リンパ腫
2008/07/13 16:37
犬のリンパ腫について、はじめのうちはリンパ節の腫れ以外臨床症状が現れないので治療の必要性をあまり感じられないかもしれませんが、無治療の場合は平均生存期間が4〜6週であり、病気の進行が早い腫瘍です。一方、抗がん剤への反応率が比較的高く、ステージ分類にもよりますが多中心型(複数のリンパ節の腫大がみられるもの)では70〜80%と言われています。抗がん剤治療の目的は延命の他に、快適な生活を犬に送ってもらう(生活の質の向上)も目的としています。抗がん剤治療は完全にがんをなくす治療ではなく、がんを押さえ込む治療です。よって再発や薬剤に耐性を持つ場合は治療に反応がないこともあります。治療に伴う副作用もあり、費用、時間もかかります。このように抗がん剤治療にもメリット、デメリットがあります。ここで大切なことは、飼い主様がこのような情報を十分に理解・納得されたうえで治療をするかしないかを選択されることだと思います。かかりつけの獣医師と納得がいくまでご相談されることをおすすめします。
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リンパ腫
運営 事務局(オペレーター)
2008/07/07 11:17
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