対象:住宅設計・構造
アリ対策もお忘れなく
こんにちは
以前、防水工事のし直しなどのご経験をされておられると「これも瑕疵?」と心配してしまいますよね。。
文面から「掃きだしの窓枠下と同じ高さで、床から1センチほど上部に壁にスキマがある」とのことですが、構造上は心配ないと思われます。
床フローリングと壁石膏ボードの接続部のスキマだと思いますが、1センチの施工誤差は会社ごとに基準が違いますのでなんとも言えません。。
構造上、床を支える「土台」「大引き」「根太」と「柱」「筋交い」が家を支える部分ですので、フローリングと壁石膏ボードは仕上げ材とお考え頂ければと思います。
一方で、ほのゆいさん宅の施工法が「筋交い」を使用する工法でなく「耐震壁として構造用合板」を使用されている場合は注意が必要です。
外壁側と内壁側両方に構造用合板を使用して耐震の壁倍率を高める場合があり、その壁のスキマだとしたら問題があります。(JIOの構造検査を合格されているので「筋交い」工法だと思いますが)
専門用語を並べてしまい分りにくい説明になって恐縮ですが、「筋交い」か「構造用合板の壁」かだけでもご確認されることをオススメ致します。
アリも一度「蟻道」をつくられると厄介ですので、アリの巣退治をお忘れなく(^^)
ご参考まで
やすらぎ介護福祉設計 斎藤
補足
アリがやってくる源が、外部の地中からなのか家の下部からなのかも気になりました。
布基礎なら住宅下部からで、ベタ基礎なら外部からと一概に言えませんのでこの機会に床下の状態もご確認されてはいかがでしょうか。
回答専門家
- 齋藤 進一
- ( 埼玉県 / 建築家 )
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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この回答の相談
ご相談させて頂きたくよろしくお願い致します。
春を過ぎた頃から、室内でアリを見かけるようになり、気にはしていたのですが、特に原因を探したりしておりませんでした。
ところが、ここ数日で多… [続きを読む]
ほのゆいさん (東京都/28歳/女性)
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