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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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外国債券のインデックスファンドと外貨MMFの比較
バングラキッズ 様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
1.外国債券のインデックス・ファンド(以下外国債券IDXF)と外貨MMFの分散投資では、投下資金の金額が異なります。
外国債券IDXFは1万円から購入が可能です。外貨MMFで分散を図るには少なくない金額が必要です。
2.運用している債券が異なります。
外国債券IDXFは連動する指数が採用している債券(短期だけでなく長期の国債も含まれます)、また多くの国の国債が含まれます。通貨MMFは短期金融商品で運用されており、国債も短期・中期国債です。
3.外国債券IDXファンドは日本円で購入できます。為替手数料は内部で処理され、信託報酬に含まれます。また、機関投資家としての料率ですのでコストは定低いことが推定されます。また現在は販売手数料もネット証券で購入すればノーロードのものが増加しています。一方、外貨MMFは購入時に為替手数料が掛かります。信託報酬は見えませんが内部でコストとして掛かり、それを超える分が実績利回りとして反映されます。
4.外国債券IDXは対象とする指数に連動するように、内部の債券が組まれます。
例えば、シティーコープ国債指数に連動するものは、先進国の国債が国別・期間別に多数保有しており、指数に連動するため、為替変動、価格変動・金利変動、そして発行量の変化に追随しています。一方、外貨MMFでこれに追随することは出来ません。(国別だけでも多すぎます。期間別は不可能になります)
従いまして、長期投資として外貨MMFでの分散投資をお考えであれば、私は外国債券のインデックスファンドをお勧めします。
上記の比較はインデックス・ファンドと外貨MMFの比較です。アクティブ・ファンドの購入をお考えの際にはMMFをお勧めします。∵手数料コストも高く、多くは多分配型ですので、内部コストと税の繰延べ効果が得られぬことが主とした理由です。
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この回答の相談
金融資産のうち、現金保有部分について、円、ドル、ユーロ、豪ドル、英ポンド、NZドル、カナダドルの外貨MMFで分けたほうが分散していいのかなと思いましたが、ふと、外貨MMFも債券で運用しているので… [続きを読む]
バングラキッズさん (東京都/43歳/男性)
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