対象:人事労務・組織
社員からのメールをもらう目的を明確にすれば
まず、社員からのメールをもらう目的が明確になっていないのが、問題のように思われます。弁護士の立場から言えば、法務的には、公益通報者保護法が施行されたことから、社内の違法行為等を見つけるため、コンプライアンスのために専用のメールアドレスを設けたというのであれば、公益通報者保護法に関する内閣府によるガイドラインなどを参考にしてみるといいと思います。
コンプライアンスのためでなければ、法的な問題ではありませんので、専用のアドレスの設置の目的、匿名でもよいかどうか、誰がメールを見るか、そのメール内容に対するレスポンスがどうなるか、などを明確にしておくことがよいかと思います。
回答専門家
- 金井 高志
- ( 弁護士 )
- フランテック法律事務所
フランチャイズとIT業界に特化。最先端ノウハウで支援します
フランチャイズ本部と加盟店に対して、法的アドバイスでのお手伝いをしてきています。また、インターネット関連のベンチャー企業の事業展開のお手伝いもしています。特に、株式公開を目指すベンチャー企業のために、お手伝いができればと思っています。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
人事を担当しています。現場からの色んな意見を吸い上げたいと思い専用のメールアドレスを作り「どんなことでも気軽にメールください!」と告知したにもかかわらずメールが着ません。又、「メールを見るのは担当の人だけですか?」と心配そうに確認する人もいます。どうしたら良いでしょうか?アドバイスをお願いします
みっちゃんさん (熊本県/41歳/女性)
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