対象:家計・ライフプラン
回答数: 2件
回答数: 1件
回答数: 1件
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
1
一括購入の優位性と返済負担率について
ジジ 様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
一括で購入する良さは、無駄な費用を払わない、リスクも取らないことにあります。
投資・運用の原則として、同じ金額のお金を、貯蓄する場合と返済する場合で測ると、借入金の返済は最も有利な投資とされています。
なぜならば、返済は無リスクで返済した分の利子の額がが収益額に代わるからです。
通常、国債などの無リスク商品の収益率は、ローンなどの負債の利子率を下回ります。また、ローンの利子率を上回る収益率の投資を行えばリスクが伴い、必ずしもローンの利子率を上回るとは限らず、利子率よりも下回ることが多いからです。
(貯蓄を行うことは事業で収益を上げることとは全く異なります。)
投資のパフォーマンスを評価するシャープレシオの式は下記の通りです
(ポートフォリオの収益率-無リスク商品の収益率)÷リスク=シャープレシオ
従いまして、貯蓄の収益率-ローンの利子率はマイナスになりますから、貯蓄をしながら、借入金も返済するのは、経済合理性に合いません。
個々の家庭の家計は異なりますので適正なローンの負担率はありませんが、住宅ローンの返済負担率では、年収の20%以下に抑えるのが、余裕ある返済率とされています。
また、30%を超えた場合は家計に無理が生じ、厳しい返済率とされています。(この場合、住宅ローン以外の借入金返済はゼロとして返済負担率を考えます)
従いまして、自動車ローンだけでなく、家計における借入金の返済負担率を20%以下に抑えるようお勧めします。
月収85万円で年収が1020万円の場合、家計の切り盛りに余裕を持たせるレベルは、月々のローン返済は月額17万円ラインになります。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
こんばんは 初めて質問させていただきます。
自動車ローンについての質問なのですが、
まず、一般的に自動車のローンというものは収入の何%が妥当なのでしょうか。
現在月収85万円で、購入した… [続きを読む]
xxジジxxさん (東京都/21歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A