対象:お金と資産の運用
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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投資に関する基本的な考え方です
一番星 様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
資産の運用方針を最初にお決めになることから始めることに賛成です。もう一歩方針決定で詳細を詰める様お勧めします。
様々な実証研究によれば資産運用の成果の91%は資産配分によって決まると報告されています。そして、資産配分を決定すれば期待リターンが求められます。
私は、流動性を考慮された上で、日本債券(MMF)、日本株式、外国債券、外国株式の4資産クラスへの投資配分をお勧めします。
手元流動性はMMF(短期金融商品で運用する公社債投信)でも求められます。購入後1ヶ月経てば、ペナルティーなしで、いつでも解約が可能です。従って流動性は確保でき、普通預金より利回りは高くなります。なお、元本割れのリスクは極めて低い投資信託です。20年間に1度だけ一部のMMFで元本割れが生じただけです。その後改善を図っています。運用会社で実績利回りが異なります。下記のリストの一番下に比較リストがありますので参照ください。
http://markets.nikkei.co.jp/plan/ratelist.aspx
他の3資産に均等に配分した際の期待リターンは5.2%でリスクは11.4%になります(年間の運用結果の68%が、-6.2%〜+16.6%の間に入ることを表します)。
私のHPに資産配分検討表とともに、年金を運用している年金積立金管理運用独立行政法人、年金基金連合会や企業年金連合会の資産配分、そして各資産別の期待収益率を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
補足
各資産クラス内の銘柄は、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。
従いまして、インデックス・ファンドを3本購入されるのが、悩まず手間が要らずお勧めです。
私のHPにインデックス・ファンド、日本のETF(上場投資信託)と日本で購入できる海外のETFを掲載しています。ご参照下さい。
http://www.officemyfp.com/toushishintaku-7.html
http://www.officemyfp.com/ETF-1.htm
記載されているフランス国債のみの購入は、為替リスクを高めお勧めしません。国債購入は通貨分散が必要です。
さわかみファンドは日本株に集中しているため、海外に投資するファンドが必要になります。その場合には上記理由でインデックスファンド2本の購入をお勧めします。
また一任勘定はコストが高くお勧めできません。ファンド・マネジャーの運用成績の殆んどがインデックスに勝てないことは、数々の実証例があります。
宜しければ今週土曜にETF(インデックスファンド)で創るあなた流グローバルファンドを開催します。宜しければご参加ください。
http://www.officemyfp.com/seminerannai.htm
(現在のポイント:-pt)
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