基本をおさえ、いろいろな方法 - 専門家回答 - 専門家プロファイル

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

注目のQ&AランキングRSS

対象:住宅設計・構造

森岡 篤

森岡 篤
建築家

- good

基本をおさえ、いろいろな方法

2008/03/18 10:08

takiさん、はじめまして
パルティータ建築工房の森岡です。

軽鉄下地というと、建物は鉄骨系の構造でしょうか。
家の断熱は、生活空間をできるだけ切れ目なくスッポリと均一の断熱性能で覆うことが効果的です。
せっかく断熱材を使っても、性能が切れる部分があると(熱橋:ヒートブリッジ)熱が逃げてしまい、又結露の原因となります。

断熱材を外壁や構造体の内側に設置するのを内断熱、外側のものを外断熱と呼んでいます(RC)。

木造の場合、木材がそこそこ断熱性能があることから、外壁構造体構面内に設置するのが、充填断熱です。
外側の断熱を外張り断熱と呼んでいます。

鉄骨造の場合、構造方式は木造に近いのですが、鉄は木材と異なり熱を通しやすいです。
このため、木造のような充填断熱だけというわけにはいかず、柱廻りなどで断熱材を連続させる必要があります。


断熱工法は、グラスウールのような繊維系パックの他、ウレタン等の固形断熱材を設置する方法、セルロースファイバー等を吹き込む方法、吹き付ける方法があります。

グラスウールだけでなく、どの断熱材でも、結露が生じるとカビが発生します。
結露を生じさせないよう、ヒートブリッジを作らないこと、防湿シート等で湿気を入れないことが必要です。

参考にしていただけましたでしょうか。

(現在のポイント:-pt このQ&Aは、役に立った!

この回答の相談

グラスウ−ルについて

住宅・不動産 住宅設計・構造 2008/03/18 08:24

内断熱しかできない状態であれば、やはり軽鉄下地の壁の中にグラスウ−ルを入れるしかないのでしょうか?
グラスウ−ルは、結露したらカビが発生しやすいなど聞きますので悩んでいます。また、何故グラスウ−ルはカビが発生しやすいのでしょうか?

takiさん (大阪府/36歳/男性)

このQ&Aの回答

グラスウールの欠点を改良した新しい断熱材 運営 事務局(オペレーター) 2008/03/20 00:23
内断熱もお勧めですよ! 運営 事務局(オペレーター) 2008/03/26 16:10

このQ&Aに類似したQ&A

天井高 断熱性能 ngsskさん  2024-03-04 08:24 回答1件
2階の暑さ対策 t0kumeiさん  2023-07-03 06:23 回答2件
断熱材について awaayaさん  2018-09-30 23:22 回答1件
築35年軽量鉄骨造の2階の1階上に増築 よきちさん  2018-04-25 06:31 回答2件