対象:心の病気・カウンセリング
過敏性腸症候群の治療と療養
過敏性腸症候群で大変お困りのご様子、心よりお見舞い申し上げます。
''過敏性腸症候群''とは腸管に器質的な異常がないにも関わらず、頻回な下痢・腹痛を生じる機能性の腸の疾患です。背景には心理的なストレス脆弱性が関わっていると考えられ、いわゆる「心身症」に位置づけられます。
つきましては、抗不安薬(ベンゾジアゼピン)・抗うつ薬(SSRI)・整腸剤(コロネル・ポリフル、セレキノン(商品名))などの服薬を継続しながら、''規則正しく、心穏やかな毎日''を送られるようお努め下さい。具体的には、早寝早起きする、暴飲暴食しない、消化に良い食べ物を選ぶ、少量に分けて食べる、適度な運動をする、リラクセーション・趣味・社交などです。拙著コラム認知行動療法もご参考にしていただけると幸いです。どうぞお大事にして下さい。
茅野 分(銀座泰明クリニック)
回答専門家
- 茅野 分
- ( 東京都 / 医師(精神科) )
- 銀座泰明クリニック 院長
東京・銀座の心療内科・精神科、夜間・土曜も診療しております。
東京・銀座の心療内科・精神科です。夜間・土曜も診療しております。都会で毎日、忙しく過ごされている方々へ、心身の健康をサポートいたします。不眠、不安、うつ病などに関して、お気軽にご相談ください。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
頭痛と肩の痛みに耐えかねて内科を受診し、デパス・テルネリン・胃腸薬系を処方されておりました。次第に家族や物にあたるようになり、3年前に心療内科に駆け込んだ時にはすでに下痢が大… [続きを読む]
るるみさん (大分県/35歳/女性)
このQ&Aに類似したQ&A