対象:お金と資産の運用
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財形の利用法。
FPの岩川と申します。はじめまして。
資産形成には、たくさんの考えがあります。
ふつうの一般家庭において、資産形成を行うには、お金の使用目的ごとに色分けすることが大切です。
色分けができれば、財形の利用法も理解できると思います。
よく、毎月の給料を「食費」「新聞代」と、使用目的別に封筒に分けて管理したことはありませんか?
資産形成は、その要領で考えます。。
ただ、一ヶ月内で分けるのではなく、一生涯で分けて考えます。
●1年、2年で使うお金・・・定期預金やMMF。
収益より、元本保証で流動性を重視します。
●5年くらいで使うお金・・・債券や公社債投信など。
流動性よりも収益性を優先します。
ただし、5年で元本が確保できるような商品を選択
します。
●10年以上使う予定のないお金・・・株や債券の分散投資(投資信託など)。
ここは、収益性重視です。物価上昇により資産の価値が
目減りしますので、資産価値を守る役目を果たす
株式や債券を保有します。
経験がないと大きく損をする可能性を考えてしまうで
しょうが、正しい情報にしたがって、じっくりと寝かせて
あげれば、それほど心配はありません。
では、財形という手段(商品)です。
財形は、定期預金と同等の収益性ですから、上記に区別すると、1年や2年で使用するお金を入れておく商品になります。
財形といえば、堅実に長期でと思われますが、収益性が低く長期で行うと資産価値の目減りが予想されます。
確かに非課税制度も良いですが、保有期間に合わせて最適な商品で選択した方が有利といえます。
融資利用などの目的であれば別ですが、長期資産形成が目的ならば、財形の見直しを検討されることも必要です。
「流動性のある同一商品」であれば、「より利息(収益)の期待できる商品」を選択します。
また、
「同じ利息(収益)の期待できる商品」であれば、「より流動性のある商品」を選択することは資産形成において基本です。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- ( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
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この回答の相談
はじめまして。
お金の知識がまったくないものでご指南願います。
5年前に結婚して初めて財形貯蓄を始めました。
はじめは5万円/月でしたが、現在は8万円/月+ボーナス20万円… [続きを読む]
としくんさん (東京都/34歳/女性)
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