対象:保険設計・保険見直し
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治療とリハビリを分けて考える
マキ様
1 治療費に対する備え
厚生労働省「社会医療診療行為別調査」の、脳血管疾患の治療費用は・・
1) 1日当たりの入院費用 : 22,562円
2) 平均在院日数 : 102.1日
3) 入院期間平均費用 : 2,303,580円
日額5000円の入院給付金を備えていた場合、
5,000円×102日=510,000円
手術給付金10万円(開頭術の場合)
合わせて61万円は保障されますね。入院日額が1万円なら単純に倍の保障額です。
となりますと、230万円の費用のうち、約170万円は不足すると判断できます。
これを補う民間保険は、脳血管疾患時に一時金が給付される商品が適切でしょう。
一般的にがんと心臓も含めた保障内容です。これを掛け捨てにすれば割安になりますし、終身にすれば割高になりますが晩年の葬儀費用にもなりますので、掛け損にはならない点は、考慮の余地があるでしょう。
2 就業不能時
これは、生活費やリハビリ時の費用をまかなう補償を考えます。有給休暇消化後は、健康保険組合から基本給の60%は確保されますが、住宅ローン返済、ご主人への介護、基本生活費、そもそも、社会復帰できない可能性まで考えるとぞっとしますね。
まず、65歳以下でも脳血管疾患の場合、公的介護サービスを受けられます。
介護状態により月額6万円から35万円の範囲で人的サービスが受けられます。
お風呂入れてもらう費用や髪の毛を切ってもらったりなどのサービスの給付です。
よって生活費としては使えません。(現金給付ではないということです)
生活費を補完する民間保険では、就業不能時を補てんする所得補償保険がベターです。就業不能後の当初3か月は免責(保障の対象外)ですが、その後は最大60歳まで月額○円という補償が受けられます。(復職したら給付は終わり)ただし、契約できる給付金額は直近月収の60%以内となっています。
ご予算も踏まえて、どんな備え方がいいのか、どんな商品を組み合わせるのがいいのか、その辺がポイントですね。
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