対象:お金と資産の運用
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投資信託での長期・分散投資をお勧めします
始めまして、FPの小松英二です。
運用を始めるにあたり何のために資金が必要かをしっかり見定めることが大事です。ご照会の内容を拝見するとお子様の教育資金つくりが目標となりそうですね。
お手元の約20万円と月1万円積立ての運用のポイントは次の2点です。
まず長期投資です。お子様が高校に入学されるまでの15年間でどのようにお金が殖やせるかを試算してみましょう。15年間といった時間を使って「複利効果」(利息が利息を生む効果)を得ることになります。具体的な計算例でみると、20万円を4%で運用すると15年後には36万円となります(税金、手数料を考慮しないベース)。1%といった低利回りで運用すると15年後でも23万円にとどまります。
月1万円積立ての方は、4%で運用しながらですと244万円となり、1%の場合は194万円となり差は50万円にもなります。
同じ元手なのに利回りの違いで大きな開きとなります。
もう一つのポイントは分散投資です。厚生年金などの公的年金は、実は「国内債券:国内株式:外国債券:外国株式」に「51%:22%:11%:16%(19年6月末)」の比率で分散投資を行い3%台〜4%台の運用利回りを目指しています。安全運用が宿命の公的年金ですら、株式投資の比率を37%までに高めているのです。株式の比率をさらに高めることにより、5%台の運用利回りを狙えるポートフォリオを個人投資家が組むことも出来るのです。
以上の「長期投資」と「分散投資」といったポイントを押さえながらお勧めする金融商品は、投資信託です。上記の厚生年金の運用比率(国内債券:国内株式:外国債券:外国株式に51%:22%:11%:16%)ですと手堅く3%台〜4%台の利回りを狙えますが、オール25%(4つの分類に均等)の運用が分りやすく、かつ、さらに高い利回りを狙えます(株式の比率が高まりますので儲けが殖えやすくなりますが、儲けのブレ(振幅)は広がることは認識する必要があります)。
参考にしていただき、投資への第一歩を踏み出してください。
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この回答の相談
春に子供を出産し、1歳の誕生日まで育児休暇中です。
出産したときに、お祝いとしていただいたお金をゆうちょに普通預金として子供の名前で貯金していますが、
いまのところ使う予定はありま… [続きを読む]
ゆう0206さん (香川県/32歳/女性)
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