対象:ペットの医療・健康
ブリーディング
まず、ブリーディングの前提の話を致します。
私もたくさんのブリーダーの方を存じています。この方々の中にはペット感覚で繁殖をなさっている方と、ご自分の生活のため、利殖のためにペット動物を使っていらっしゃる方もいらっしゃいます。この両極端で飼われている動物達の環境は全く違います。後者の方々のなかには、産業動物(牛、豚)に近い感覚を持っていらっしゃる方々があります。このような環境にある動物をペット感覚で見ることはできません。当院にもたくさんのブリーダーの方が来院され、私達は強く最低限の衛生管理と動物の福祉を指導していますが、当院の指導する水準について来れないブリーダーの方はだんだん足が遠のいて行かれます。
さて、6ヶ月のワンちゃんですが、少ない例だと思いますが、個体によっては出産するものもありますので、全てを早すぎる実例と断定することは不能でしょう。また、いずれにしろ初産は難産が多いので、2回目以降のお試しとして交配させているのかもしれません。
年に2度のお産ですが、当院で見させて頂いていたヒマラヤン(猫)ですが年に2度ずつ,生涯に108匹の子猫を生んで14才で他界致しました。こういう例もありますので、この件も一概に発言できません。それぞれの個体の健康状態をよく把握して、上手に繁殖を繰り返していくのがプロのブリーダーなのでしょう。
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