対象:ペットの医療・健康
RE:犬の避妊後のエストラジオールの数値について
卵巣が体内に残っている場合、発情出血は認められませんが、外陰部の腫大が認められたり、乳腺の発達が認められたりします。外陰部の腫大が認められている時に膣スメアを観察することによって卵巣が残っているかどうかの判断がつきます。また、プロジェステロンは発情の周期によって血中濃度が変化しますので1、2ヶ月おきにプロジェステロンの測定を行い高い値を示す時があれば、卵巣が残っていて発情があるという証明になります。
まずは外観から分かるような発情兆候がないかをよく観察し、上記のような検査を行なった上で本当に卵巣が残っているかどうかを確認してみてはどうでしょうか?
仮に卵巣が残っているという証拠が得られず、エストラジオール値の高値が続くのであれば、エストラジオールはステロイドホルモンの一つであるので出処として理論的には副腎皮質からの分泌されている可能性も考えられます。
今後の病気の予防に対してご心配されているようですが、確かに避妊手術を早期に行なえば乳腺腫瘍の発生率は下がりますが必ず予防できるというわけではありません。身体検査、血液検査、超音波検査やレントゲン検査などの画像検査を含めた健康診断を定期的に行なうことによって病気の早期発見を心がけてあげる事が健康に長生きさせてあげることにつながるのではないでしょうか?
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小泉と申します。
犬種イングリッシュスプリンガースパニエル 雌 2歳
今年の2月に避妊手術を行いました。子宮・卵巣の全摘出です。
やはり手術となると心配なので、少し遠くの評判の… [続きを読む]
タコボーさん (神奈川県/41歳/女性)
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