対象:住宅設計・構造
吹き抜け設置検討されている方へ
(過去ログへの回答)
吹き抜けと言えば頭上の開放的な空間として人気ですが、設計手法の裏には「床面積を抑えるための手法」と「採光を高所から取り入れるための手法」があります。
ご質問者様のご希望は後者になりますが、西日を気にされる場合は採光率に関わらない高窓の方角を替え、壁反射させる手法も考えられます。
24時間換気の気積計算や断熱ラインの設定など、どちらかというと各階より全館で設定したほうがバランスが良くなったりします。
今まで吹き抜けのある住宅で生活されたことが無い方にとってはデメリットも感じると思います。
・音が響く
・夏暑く冬寒い⇒断熱と温熱環境の設定がポイント
・臭いの充満
・上部のメンテが大変 など
一方で、上階の部屋配置を上手く設定していれば、将来的に後付のホームエレベーターを設置が可能だったりします。
今後、新築注文住宅で吹き抜けの設置をご検討の方にもご参考になれば幸いです。
回答専門家
- 齋藤 進一
- ( 埼玉県 / 建築家 )
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
新築予定です。
土地は95坪、南東の角に4mの間口で道路に面している土地のため、玄関位置は南東の角に必然的に限られています。
西側には50mほど離れたところにかなり高い木々が生えており、… [続きを読む]
ショウコ1119さん (東京都/37歳/女性)
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